競馬は毎年同じスケジュールで3500レースほどのレースが組まれており、述べ5000頭の馬がレースに出走します。

これだけのレース数と頭数が毎年走ることから統計処理を行う上で十分なデータが得られます。過去のデータを元にして、さまざまな検証を行なっていきます。

ハンデ戦ではどの斤量の馬が強い?

ハンデ戦とは、ハンデキャッパーが強いと判断した馬に斤量を重くして、弱いと思われる馬の斤量を軽くして、なるべくどの馬も勝機があるような調整を行うレースです。そのことから予想が非常に難しいです。ハンデ戦以外のレースでは1番人気の勝率は30%程度ですが、ハンデ戦の芝レースで言えば1番人気の馬の勝率は23%程度まで下降します。

牡馬 v.s.牝馬 どっちが強い?

レースに牝馬限定などと条件が付いていない場合は、牡馬・牝馬が一緒に走ります。ほとんどの生物で考えればオスとメスを比べた場合、オスのほうが平均的にメスに対して大柄で身体能力が高いです。

JRAも、牡馬よりも牝馬の方が弱いと考えており、牝馬が牡馬と一緒に走る際にはハンデとして斤量が2kg減らされます。斤量が1kg違うと1馬身の差が出ると言われていますので、牝馬は牡馬に比べて2馬身分のハンデがあると考えているようです。この斤量2kgのハンデにより牡馬と牝馬の差は埋めているのか? 。データから牡馬と牝馬のどちらが強いのか検証してみました。

馬体重は重いほうが強い?弱い?

パドックを見ているとすごく大柄な馬と小柄な馬がいることがあります。

下は400kgを切る馬から上は550kg以上と小さな馬と大きな馬では体重差が150kgもあります。このように体重差がある馬が出走した場合はどちらが有利になるのでしょうか?

ダート短距離の枠順による有利不利?

枠順による有利不利が一番出るのはダートの短距離です。

日本の中央の競馬場は芝コースの内側にダートコースがあるのでコーナーの角度が急になり位置どりを間違うと非常に曲がりにくくなります。

短距離であることからちょっとした差で勝敗は決してしまいます。

勝率の高い脚質は?

馬の脚質は、「逃げ」「先行」「中団」「後方」などと言うものがあります。

ディープインパクトのように後方から一気に他の馬を抜き去るような馬やダイワスカーレットのような他の馬を前に走らせない逃げの脚質なとと馬により脚質は様々です。